




第6話は、記憶喪失が鍵になった事件。
凶器についた指紋、殺人現場から飛び降りて一命をとりとめた容疑者の女性。
状況から見て、誰もがこの女性の犯行だと思うのに、記憶喪失の苦しみを知る時矢はギリギリまで捜査をして、真犯人にたどり着く。
時矢の刑事の直感と諦めの悪さが勝ち取った真実だったけれど、切ないストーリーだったなぁ…。
亡くなった息子さんのために、全てを捨てて復讐しようと生きてきたのに、叶えられなかったなんて…。
殺人も殺意もダメなことだけど、母親の気持ちを思えば、同情してしまう。
今回の事件で、ほんの少し時矢に記憶が戻ったようだけど、今後どうなるんだろう...
記憶喪失で20年分の記憶がない時矢刑事。
殺人の容疑がかかる女性は事件の時に記憶を失った。
自分と重ね合わせた時矢はこの事件にこだわり力をいれて調べる。周りは女性が犯人と決めてかかってるが時矢は女性の記憶が戻らなければ犯人かわからないとねばる。
気持ちはわかるけどねぇ。記憶喪失がわかるだけに決めつけられたくないんでしょうねぇ。
ところが調べると記者に弁護士に何枚もの肩書きと名前の名刺が見つかり、殺された男の事を調べ尽くした表などがあったり、殺すために準備していたとしか思えない証拠が次々と出る。
謎ですねぇ。いったい何者なのか。
流れ的にはやっぱり犯人ではないとなるんだろうけど...
事件をきっかけに記憶喪失になった容疑者の物語。当然主人公である記憶を失った刑事・時矢暦彦(沢村一樹)はかなり興味を抱き、自分が解決しなければ!!と新人刑事で世話役の佐相智佳(瀧本美織)とともに張り切って捜査を始める。そんな時矢をライバル刑事の福知市郎(寺島進)は「肩入れしすぎ」と怪しみながらも捜査をする。時矢の言動はおかしいと誰も思わない設定が不思議だ。個人的には「なんでばれないんだろう」と思う。記憶喪失というのは、外的要因で起こる場合と精神的なショックで起こる場合があるそうな。今回の容疑者は精神的なショックが要因で、最終的には容疑者が記憶を取り戻し、犯人は別の人間だった。記憶が戻った時...