シーズン5までありますが、右肩上がりに面白く、批評サイトでも一度も評価を落とすことなくシーズン5では100点満点中99点という文句の無い点数をたたき出し、歴代で最も高く評価されたテレビシリーズとしてギネス世界記録認定されたドラマです。
タイトルのブレイキング・バッドは「道を踏み外す」という意味で、この作品はつつましやかに暮らしていたさえない中年の化学教師がふとしたきっかけからまさに道を踏み外す物語です。
ガンだと宣告され余命2年。家族に財産を残したいと思い、手を出したのはなんと化学の知識がフルに生かせるドラッグの精製。純度の高いスーパードラッグを精製する主人公の周りにはいつしかあらゆるワルが集まり、おまけに身内には麻薬捜査官がいるときて、四方八方敵だらけ、気が休まらない日々が続きます。
ある時、人として越えてはいけない一線を越えてしまった主人公は、腹を決めて武装化し、極限バトルへと突入していくのです。
本当に面白くて一気に見てしまった記憶があります。
主人公の相棒役のジェシー・ピンクマンがすごく好きで、彼には幸せになって欲しいと切に願いながら見ていましたが、あまりにも浮かばれない最後を迎え、思わず泣いてしまいました。かわいそうすぎます。
このドラマのスピンオフ作品が出るという事で、勝手に絶対にピンクマンの話だと決め付けとても楽しみにしていたのに、あろうことかソウルグッドマンの話で怒り心頭になったのもいい思い出です。