このドラマは、吉高由里子さんが、新人検察官の役を熱演しています。
キムタク主演のヒーローを彷彿させる内容のドラマで、真実を求めて、妥協せずに事件の真相を追究する吉高由里子さんの姿に、こんな検察官ばかりだったら良いのにと、心から思ったドラマです。
正義のセ
4.0
出演者 3.5
ストーリー 4.0
演技 3.5
映像 3.5
笑わない坂口健太郎の演技は貴重く、普段の柔らかな彼の雰囲気とは違う硬派なキャラクターを演じています。
過去と現在を行ったり来たりして、事実も変わったりするので少し混乱してしまいました。
現実にはあり得ないストーリーでも、俳優の演技がうまくて特に北村一輝が良かったし、いろんな事件と絡めてストーリーが展開していくので最後まで楽しんで見ることができました。
どうやってお金を巻き上げるんだろう？と毎回ドキドキハラハラしながら見ていました。想像もしなかった展開になるので大好きなドラマでした。ダー子の思惑がおもしろすぎました。
既存の朝ドラというイメージにとらわれず、宮藤官九郎脚本による世界観を上手く融合させたことで、朝ドラに新しい風を吹かせた作品といえます。
最初から最後まで主人公の年齢や外見にあまり変化がなく、現代劇としてアイドルなど流行を取り入れながら80年代アイドルなどを上手く織り交ぜたことで、幅広い世代から支持される作品となっています。
クセの強い登場人物とセリフ回しから目まぐるしく変わっていく展開など、ヒロインの魅力を引き出しつつ他のキャラクターにも愛くるしい人物が多いのも特徴だと思います。
岩手が舞台ということで作中では東日本大震災も描かれていますが、当時はまだ記憶に新しいことも...