五話を見る前に四話を何度もリピートしていて、成瀬の表情や変化がしだいにしみわたるように伝わってきて――人なんか基本誰も信じられないと言っていた成瀬。だけど春田にそう言ったとき、彼は春田はちがうんじゃないかと信じ始めていたんじゃないかと思った。たぶん成瀬はその容姿や色恋に対する態度(キスなんて誰とでも)から恋愛めいた執着や欲を寄せられることは珍しくなく、一時的と割り切った関係はたくさんあった。でもそういう欲を抜いた、純粋に信頼と仲間の絆による関係を手に入れたことはあまりなく、春田との間にそういう関係を築けると感じて、それを大事にしたくて、春田を(本当にぎこちない感じだけど、そのぶんがんばって歩み寄ろうとしている気がした)励ましたり、心を開いていこうとしている気がした。そのぶん五話での春田の告白が成瀬の心をどんなふうに揺らすのかが気になって――。
あの告白とキスが切なくて心揺さぶられて。
でもってそのあとのシノさんのふっきれた告白とお試し発言に、心は揺さぶられる以上に吹っ飛ばされて、シノさんかわいい。なにその笑顔――切ないけどかわいくて、どうしよう――(つばさくんとのこととか、他にもいっぱい色々書きたいことはあるけど、毎回終盤の終盤に翻弄されてしまうわたしです笑)
あとひなちゃん、とてもかわいくて。「願い」は春田であり、成瀬であり、シノさんであり、そしてひなちゃんの気持ちでもあったんだなって。ひなちゃんにもいつかほんとの笑顔をくれるひとが現れてほしい。