今はCAというのが当たり前の時代なので、スチュワーデスという響きが逆に新鮮に思えます。日本航空の全面的な協力を得たという事で、本物の訓練所やボーイング747などが出たりフランスやイタリアなどのロケも行われていたので、見ている自分も海外旅行しているような気持ちになれるドラマでした。堀ちえみさん演じる千秋の台詞「私はドジでノロマな亀」「教官!」「やるっきゃない!」などが流行り友達と一緒によく真似しました。何といっても強烈だったのは、片平なぎささん演じる新藤真理子でした。ピアニストを目指していたがスキーに行った時婚約者の風間杜夫さん演じる村沢浩と衝突して両手の指を粉砕骨折してしまい、手首から先を義手にしなければならなくなってピアニストの夢を諦めなければならず両手に手袋をはめています。手袋を歯で引っ張るシーンはこのドラマの代名詞になりました。こんなのあり得ないと思いながら、毎回このシーンを楽しみにしている自分がいました。迫真の演技の片平3月怖かったです。そもそもピアニストになりたい人がスキーなんかやらない方がいいんじゃない？って突っ込みたかったです。堀ちえみさんの一生懸命さがドジでノロマな亀という千秋の役にぴったりはまっていたと思います。