当時、社会問題になった援助交際を題材とし、友達に誘われて援助交際をしたらHIVに感染した女子高生を演じる深田恭子の演技がよかった。さらに援助交際やHIV感染によって学校や家庭でも居場所がなくなった彼女が過去を引きずる音楽プロデューサーを演じる金城武とお互いに惹かれ合うストーリー性も魅力だった。
しかし、ラストは衝撃だった。結婚を迎えてハッピーエンドで終えるかと思ったが、結婚式直後に子供を守るために亡くなり、金城武がシングルファザーとして子供を育てて行くシーンは涙なしでは語られないほどの感動だった。