5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
心の傷を癒すということ
阪神淡路大震災 にも真正面から取り上げた今作だったが、被害に遭われた被災地の人達の心情を的確に描いたり、主役の安の目線で、深く、斬り込んだのも非常に良く、何十年経っても記憶に残りそうなのは間違いないかもしれない。
和隆と終子(尾野真千子 )の夫婦の絆を丁寧に描いていたのも良かった。
間違いなく、この2人がお似合いのカップルではあったが、終子が、最終回で、和隆に向かって治療を強く勧めなく彼の気持ちを尊重したのも最後まで良い奥さんだなと思った。
安和隆 を演じた 柄本佑 の演技が本当に素晴らしく、精神科医としての安の凛としたカッコイイ姿だけでなく彼の内面的な弱さも描いていたのも非常に良かった。