第9話
3年前に発生した桜(徳永えり)ひき逃げ事件。
犯人探しに明け暮れていた同期の藤(戸田恵梨香)、そして
ペアを組んでいた伊賀崎(ムロツヨシ)。
最終回はムロさん演じる伊賀崎回でしたね。
「TOKYOMER」で渡辺真起子さんが演じた白金厚労省大臣が最終回でまくりまくったように、今回のムロさんの存在感はハンパなかった。
また、今まで見たことのないムロさんが「ハコヅメ」では
見られたような気がします。
穏やかで省エネタイプにも見えた伊賀崎ですが、
誰よりも、犯人逮捕への執念が強かったことが明らかになりました。
静かに燃える犯人への憎しみが握りこぶしから、表情から伝わる名演技。...
第9話
3年前に発生した桜(徳永えり)ひき逃げ事件。
犯人探しに明け暮れていた同期の藤(戸田恵梨香)、そして
ペアを組んでいた伊賀崎(ムロツヨシ)。
最終回はムロさん演じる伊賀崎回でしたね。
「TOKYOMER」で渡辺真起子さんが演じた白金厚労省大臣が最終回でまくりまくったように、今回のムロさんの存在感はハンパなかった。
また、今まで見たことのないムロさんが「ハコヅメ」では
見られたような気がします。
穏やかで省エネタイプにも見えた伊賀崎ですが、
誰よりも、犯人逮捕への執念が強かったことが明らかになりました。
静かに燃える犯人への憎しみが握りこぶしから、表情から伝わる名演技。
橋を飛び降りようとした犯人へ掛けるシーンは真骨頂。
「逃がさないよ、絶対。生きて罪をつぐなってもらうから」
その言葉からは、ペアを組んでいながら、守れなかった責任を
感じたこともあったのでしょう。3年の間、ずっと苦しんできた想いが
ひしひしと感じられた名シーンでした。
そして、桜が退官届を出しに警察署を訪れた際、
「ペアとしての最後の公務をさせてよ」と桜が辞めるのを
止めるでもなく、その決断を尊重してそばにいた伊賀崎。
最後まで素敵でしたね。
これほどまでに素晴らしい俳優だったのかと。
「ハコヅメ」はムロさん演じる伊賀崎ハコ長がいなければ
こんなにおもしろくならなかったはずです!