今回は、売れっ子漫画家の部屋で起こった事件の捜査。
作品名が「怪滅の八重歯」やら「摩滅の刃」やら、有名漫画家さんの名前を組み合わせた登場人物など、ツッコミどころ満載でとても楽しい回でした。

でも、たまたま実際に有名な漫画家さんが亡くなったタイミングなので、好きな漫画が未完になってしまう悲しさを感じましたね・・。
ドラマの中では最終回のプロットまで描かれていましたが、売り上げや続編を見据えた終わり方は、ファンにとっては微妙かもしれない。

このドラマは、わりと事件についてはよくある話だけど、警視殿のすっとぼけた捜査と、行きつけの小料理屋でのヒント、犯人を諭す寅三先輩の熱い演説と、いわゆる水戸黄門みたいな様式美を見て楽しむものだと思った。
あとは、安達祐実さん演じる靖子さんの絶妙なダサい感じとか(笑)

わりと犯人は推理しやすいので、おなじみの面々のドタバタコメディを見るのが楽しい。でも、事件自体は結構えぐかったりもするので要注意ですね～。