4.6
出演者 4.5
ストーリー 4.5
演技 5.0
映像 4.5
半沢直樹1
池井戸潤の作品は面白いよ!って言われ最初に原作から入ったが、読んでいてもなかなか前に進まず、読むのに長い時間がかかった。先に言われて、期待が大きすぎたのかもしれないが、面白いとは感じなかった。
だから見る予定ではなかったが、堺雅人が半沢直樹をすることがわかり、前の「リーガルハイ」があまりにも面白かったので、初回だけどんな感じか観てみようと思ったら、最終回まで観ている自分がいた。
ドラマが原作以上に思えた。こうまで違うのか!と思わずにはいられなかった。演技がいいことで面白くなったと思う。
キャストも豪華だし、役に合っていたと思う。
特に半沢直樹(堺雅人)と大和田暁(香川照之)とのやりとりは、気迫あふれるもので、お互いの情熱みたいなものが感じられ、最終回はこっちまで力が入ってしまう。
さすが、その翌年大河ドラマの主役に選ばれているだけのことはあるなあと感心してしまう。
毎回見るのが楽しみなドラマだった。
今まで原作がいいのになんでこんな展開になるの?やドラマのオリジナルすぎて本来の原作からおかしくなっているような感じのが多かったが、原作よりドラマがいいという逆の形に久々に出会えた作品だった。