蟹江先生、上杉先生が去って立場があやうくなったり、採用する予定だった人をキャンセルせざるを得ないことになったりと、かなりストレスが高まっていたのか、重要なクライアントとの契約がなくなったことをすべて部下のせいにしてしまいます。
このドラマでは蟹江先生を愛でるくらいしか楽しみがなかったのですが、これはさすがに蟹江先生よくないです。
部下も自分の正当性とか、どういう経緯なのかちゃんと言えないなら、どうしょうもなく相性が悪いんでしょうね・・・。
以前からアタリがきつかったし、蟹江先生には前回雇えなかった精密マシーンみたいな気の強い女性のほうが合っていると思います。
甲斐先生も、蟹江先生が事務所を裏切って引き抜きに加担していると決めつけて関係決裂を言い渡すし、このオフィスってみんな自分が優位に立つことしか考えてないというか、かっこつけてないでちゃんと腹割って話し合いなさいよ!と思ってしまう。
でもこの問題って日本の企業の多くで見られることなんですよね・・・。
上司が「これくらい言わなくても通じるだろう」と雑に出した指示を、部下が「これはこういうことだろう」と勝手に推測して思惑がずれてミスにつながる。
どっちが悪いとかではなく、話し合いが足りないだけなのに、上司はこっぴどく怒鳴りつけ部下は納得がいかず関係性が悪化する。
今回のお話のようにいきなりクビとはならないけど、理由も聞かずフォローもしないで怒るだけの上司に部下はついていかないから、お互い譲歩する心というか、相手の気持ちを考えることって大事だなーと。
まあ今回は鈴木先生がいい職場をあっせんしてくれたので、彼も今後はのびのびと働けるのではなかろうか。
自分も辞表を出してとぼとぼ歩く蟹江先生かわいい。甲斐先生は負け知らずの弁護士だというなら、蟹江先生引き止めるときも無言で荷物持ってくんじゃなくて言葉で表せばいいのに(笑)