4.5
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-
いいね!光源氏くん 第8話
まずはこのコロナ禍なご時世のせいで新ドラマが延期されまくってる中、このクオリティのドラマを最終絵巻まで無事見届けることが出来たことに感謝。
光くんの「私はここにいたい、これからもずっと」に対して「あなたのことが嫌いだから(一緒には暮らせない)」って答える沙織。平安貴族ホスト・中ちゃんがナチュラルに身につけた女人あるある「女人の口から出てくる言の葉は、大概が本音の裏返しであるぞ」が脳内をエコーする。ドンピシャ本音の裏返し!
光くんのことが好きだから一緒には暮らせないの!
光くんのことが好きだから平安に帰りたがってる光くんを引き止められないの!
厚切りフィリップから次元ジャンプの謎を聞いた沙織が「光くん、最後に教えてくれる?貴方が大切にしてきた場所のこと」って光くんがちゃんと平安に帰れるようにしてから永遠の別れを告げるなんてさ、車に轢かれそうになる沙織を光くんが命懸けで助けに来てくれたとしてもその光くんは消えてしまうなんてさ、23:55の私、切なさでどうにかなりそうだったけど、車から降りてくる厚切りフィリップで切なさが和らいだ(良くない)
エピローグの花火大会、季節は冬から夏へ、衣替えをしたのが分かりやすい“半年”という時間を経過させたのが効いてる。光くんが沙織の目の前で消えてしまった冬の日の服装のまま半年後の花火大会の日にタイムワープしてきたという事実と時間の経過が、光くんが再び沙織の前に現れた理由を教えてくれる。エモい。
沙織「ここはね夏になると花火がよ〜く見えるの、光くんにも見せてあげたかったなあ」
光くん「いつの間にか沙織殿と見る景色が私の最も大切なものになっていたのだな」
いとをかし。