物語は家族中心に描かれており、歴史、信長を、身近に見れる物語だった。周囲を固める母親役の市原悦子、弟役の高嶋政伸、妻役の沢口靖子などたちも表情豊かで、人生の機微も感じ取れた。竹中直人が演じる秀吉も、くせ者度合いがちょうどはまり役で良かった。