自分の中のジャニーズタレントが少し変わる印象を与えてくれた
「正しいロックバンドの作り方」
ジャニーズってなんか可愛い感じの男子が二枚目役で女の子にモテモテの美味しい役しかしない
って先入観があったけど
全然そんなことないのね。
関西ではジャニーズより吉本の方がもてはやされると言う「お笑い至上主義」が蔓延っていてその環境下で育った僕はジャニーズ系のコメディにはどうしても嫌悪感を抱いてしまっていたのだけど
年齢が上がるにつれてジャニーズをライバル視する必要がなくなっただけかもしれない
いやジャニーズをライバル視っておこがましいわ!!!!
って思うかもしれないけど、歌って踊れてかっこいいやつに笑いの分野まで取られたくないと言う気持ちの現れってことね。
まあでもジャニーズっぽさを感じさせないコメディドラマ
「正しいロックバンドの作り方」第2話のあらすじは
日本最大級の音楽フェスティバル「電撃ロックFes」の公募枠に挑戦することを決めたロックバンド”悲しみの向こう側”の4人。
彼らは手始めに、エントリーに必要なバンドの宣材写真を撮ることにした。
リーダーのシズマが見つけたのは、若き天才カメラマンYURIKOX(ユリコック)(川面千晶)。ネットの情報によれば、YURIKOXは「デビュー前の無名なバンドも撮影。バンドの魅力を引き出す天才」だと言う。しかし同時に、10組に1組しか撮影しないという不穏な口コミも…。
「右手が青!」
撮影当日、なぜかツイスターゲームをするシズマたち。「撮る側と、撮られる側、両者がベストで分かりあわないと」といい、次々と難題をふっかけるYURIKOX。フラフープ、組体操、ブリッジ、およそロックバンドには相応しくない要求にも、必死で食らいつくメンバーだが、YURIKOXは何枚撮っても浮かぬ顔…。モニターに映った写真を見て、「堂々とFesにエントリー出来る」と喜ぶ4人を他所目に、「どうしても掴めない」と冷徹に、アシスタントの最上(芋生悠)に写真の消去を命じるのだった。
今回は宣材写真について
宣材写真って宣伝材料の略ね。アーティスト写真を略してアー写と言う業界人もいるけど
基本的には「宣材写真」って使い方が主
ってこれもう一般的な言葉なのかな?
僕はこの世界はいって「宣材」とってもらってこいって言われた時何のことかわからなかったけどね。
まあ僕もタレントの端くれだから宣材写真の一つくらいとっている。
と言うか16年で5回くらいかな?最初は街の写真屋さんでとったのだけどその写真屋さんが遊び心たっぷりの写真屋さんで
「普通のパターンだけじゃなくていろんなの取りましょう」
と言うことで着物でマシンガン持ったやつとか、剣を持ったやつとかをとった。
それをブログに「どこで使うねん!!」って載せてたら
何年後かに、田舎の落語会のチラシに着物でマシンガンを持った僕の写真を転用され
「マシンガントークでお馴染みの桂三四郎来たる」
って載せられたことがある。
世話人さんがニヤニヤしながら「今日はマシンガンを持ってないんですか?」と聞かれたことがあるように宣材写真はふざけて撮ってはいけない。
その写真ひとつでタレントのイメージが決まってしまうようなところもあるので結構ちゃんとした人にとってもらいたいと思う気持ちもよくわかる。
写真って撮る人で全然違うからね。
このドラマのすごくいいところはやはりすごく明るい大学生感が漂っているところ。
確かにツイスターゲームとかちょっと寒いシーンとかもあるんだけど
いい意味での大学生感がそれをぼやかしてくれている。
メッセージ性とか、深みとかそう言うものを感じさせない軽い作りに手放しで楽しめる良さがある。
きっと、話が進むにつれて登場人物にもっと愛着が持てるようになるとさらに倒しめるドラマになるような気がする。
僕はこのドラマ好きだね。
相変わらずロックバンドの演奏シーンは全くないけど
これがフリになって後から面白くなるに違いない。
30分と言う短さも軽く見ることができていいんじゃない?
次回も楽しみ!!