このシンドラはジャニーズ事務所のタレントのドラマ枠なのかな?
見た後に気がついたのだけど
「すこやかなる時もやめる時も」
も確かこの枠だったな
おんなじ枠だと気がつかなかったのは、「やめすこ」とテイストがあまりにも違うかったから
ジャニーズだから恋愛ドラマばっかりやってるわけじゃないのね。
まずこのドラマをみようと思ったのはタイトルの響きの良さ
ドラマのことも詳しくない、俳優さんのことも詳しくない、嵐いこうのジャニーズさんは全然知らない
タイトルでなんとなく惹かれたものを見る傾向にあるんじゃないかな?
「正しいロックバンドの作り方」
なんか良さげな響きのこのドラマ
第一話のあらすじは
結成半年のロックバンド、“悲しみの向こう側”。
彼らはこの日もイマイチ盛り上がらないライブが終わった後、楽屋であーでもない、こーでもないとくだを巻いていた。
メンバーは、バンドを愛する心配性のリーダー「シズマ」(藤井流星)
夢も目標も特にない、イマドキ大学生「テツ」(神山智洋)
天才かもしれない不思議くん「オギノ」(栗原類)
とにかく明るいムードメーカー「コバ」(吉田健悟)の4人。
彼らの目標は、日本最大級の音楽フェス「電撃ロックフェス」に出場すること。
しかし、今はまだ何をやるにもバラバラで、その夢ははるか彼方にかすんでいた…
そんな中、「新メンバーを入れれば売れる!」と自身満々に語るシズマの発案で、募集した新メンバー候補と喫茶店で待ち合わせをすることに。
その名前は、「スネーク」。
いかにもロックっぽいカッコよさそうな名前に、心おどる4人だったが、そこに現れたのは、どうにもミュージシャンには見えない…
ダサい格好の中年男性(じろう・シソンヌ)だった。
冒頭でなんかちょっと冬の匂い(寒くなる前兆、つまり滑りそうな予感)がした。
衣装の感じ、フェイスペイントの感じ、キャラクターのバラバラさ
設定とはいえ、笑わせようと振りかぶってる感じがしてしまい、少し嫌な予感がしていたのだけど
30分ドラマの展開の良さですぐこのシーンから喫茶店のシーンに移り
シソンヌのじろうさんが出てきた時からすごくいい感じに変わってきた。
やっぱりコメディドラマでうまい芸人ひとりいるだけで全然違うんですよ。
ツッコミでもボケでも芸人がやってるのと俳優さんがやってるのでは微妙に違いがあって、じろうさんは特にコント師だからこのドラマの世界観にハマって全員のキャラクタを見事に引き出していたように思う。
仲間割れするところとか、タピオカの木を売るというところなんか
一歩間違えたらめちゃくちゃ寒くなってしまいそうなところもじろうさんの力で自然に見せてしまう。
そうなると他のキャストのキャラクターとかがすごく魅了的に見えてきて、最初の冬の匂いを払拭させてくれてなんかおもしろいドラマに感じました。
シズマの勢いの良さも、クールなテツ、マイペースのオギノ、コバの明るさ
第一話目でしっかり把握できて、ここが深くなっていったらもっと面白くなりそうな予感。
ジャニーズのタレントさんって演技上手い人多いのね。
なんかこのシンドラの枠のおかげでジャニーズへの見方が変わりそうな気がする。
ジャニーズ枠だから、脚本や監督さんに腕のある人を引っ張ってるのもあるかもしれない
個人的にこのドラマの好きなところは、映像の画質の感じ
なんか映画のような色合いというかタッチというか
少し残像が残るような感じの画質というか
うまく言い表せられないけど、この撮り方で世界観に引き込まれるマジックがあるような気がする。
第2話も楽しみだな。