と、いうことで、「SUITS/スーツ2」の第一話を見てみました。
Season2ということですが、Season１を一切見ていない状態です。
なので、例によって、無垢な状態からの視聴となります。無垢であってるん？　白紙？　白紙の方がいい？

一応、どんなドラマかを軽く下調べすると、元々は法律事務所を舞台にしたアメリカの人気ドラマで、その日本版リメイクらしい。
そこを聞いただけで、「え？　大丈夫なん？」って思った。
アメリカ人と日本人って、言うても「心の感覚」が違うから、心情の面で絶対に違和感を感じるやろし、
そこをそのままに描いてたら、感情移入しにくいやろなぁと。

昔、チョコレート工場の秘密（映画のタイトルははチャーリーとチョコレート工場）を読んだ時も、拾ったお金で買ったチョコレートが当たりやった時に「拾ったお金って元々は他人のお金やん。それで当たって、幸せになるってどうよ？」ってすごい違和感があったし。
日本人の感覚では、貧乏な人間が幸せになる時って、「助けた鶴がやってきた」とか「地蔵さんがくれた」とか、恩返しか神的なものからの施しやし、日本の昔話で、拾った金で・・・ってのは聞いたことないし。
FMWのエンタメ路線が長く続かなかったのも、日本人の感覚にアメリカンプロレス的なドラマが合わなかったんやろしね。俺は好きでしたけどね、チームノーリスペクトのノリ。まぁ、誰も分からんやろけど。

そんなことを考えながら見始めた。
とにかく、建物や室内なんかが全て綺麗でオシャレ。あと、登場人物の着てる服もオシャレ。
わぁ、さすが東京ですやん！と思いながら、見る。
主人公は織田裕二さんで、弁護士の役。ただ、 SEASON１を見てないので、出来る人なんか出来ひん人なんかすら、分からん。
次々と登場人物が出てくるけど、それが誰かも分からんし、弁護士なのかも分からん。なので、フジテレビの公式ホームページを見ながらの視聴。
こういう続編のドラマって、続編から初めて見る人にどこまで親切にせなアカンのかなぁ。
少なくとも僕は、もう誰が誰か分からなくって、何度も停止しながら見たので、もう少し親切にして欲しかった。親切って表現はおかしいけど・・・。
とはいえ、見ていくうちになんとなく、キャラ付けも分かってきたし、人間関係も分かってきた。
織田裕二は敏腕で、優秀な助手がおって、法律事務所の中に色んなタイプの弁護士がおって、その事務所を追い出された弁護士（吉田鋼太郎）もおって、その人が帰ってくるかもみたいな感じ。
そこまで理解したら、話自体は面白かった。途中、事件を解決していくねんけど、それも一度、「ん？　失敗？」と思わせといて、最後はちゃんと逆転するので、気持ちいい。
合間・合間に挟まれる東京の綺麗な景色も、ええ感じやし、やっぱり、ゴールデンのドラマは手間が掛かってますねぇって思う。

まだ1話やし、これから追い出された弁護士も帰ってきて、一悶着ありそうやし、これからが楽しみです。
で、調べたらこの追い出された弁護士、SEASON１では名前だけしか出てなくて、未登場やったらしい。
え？　どういうことなん！？
第2話が始まる前に、もっと調べて予習してから臨みます。