5.0
出演者 5.0
ストーリー 4.0
演技 5.0
映像 5.0
いいね!光源氏くん 第2話
現代の生活にすっかり馴染んでいる光。テレビに驚かないし、スマホで写真撮ったり、SNSに投稿したり、自分でお小遣い稼いできたり。その順応性の高さにはひたすら笑えた。
沙織も、沙織の妹も、普通に光を受け入れてるし、そもそも平安時代の人間と現代の人間が会話できるのかとか、真面目に考えたらありえないことばかり。でも、目を細めて「にこっ」と笑う、光のあの満面の笑顔を見ると、「ま、いっか」と納得した気持ちにさせられる。なんとも不思議なドラマだ…。
予告にあった「朝帰り」なんてワードのせいで、沙織の妹と何か起こる展開になるのかと思っていたら、妹の出番は意外とあっさり終わってしまったのがちょっと拍子抜けだった。
今回のメインは、だんだんと光に惹かれていく沙織。まぁ、彼女が光に惚れるのは当然の展開なので、そこについてはなんの感想もない。
やはりこのドラマの魅力は、話の筋よりも光のかわいさ。コートを脱げない、ネイルに喜ぶ、テレビにすがりつく、孫の手で背中をかく、ゆったりした所作、和歌を詠む、すぐに横になる、そしてあの笑顔。今回も最高だった。