4.5
出演者 4.5
ストーリー 4.0
演技 5.0
映像 5.0
アライブ がん専門医のカルテ
恩田心と梶山薫が確かに存在していた。
ガンの苦しみや死の虚しさ、痛み、そういうのがテーマなわけでは無いから「生きていることは尊いのですよ」と諭されるわけでもない。ただ只管、ガンにたまたまなった人々の生き様を時にリアルに、時にドラマチックに描いた医療系ヒューマンドラマだった。
病気で亡くなる人は、誰も死にたくて死ぬわけじゃなく、誰も病気になりたくてなったわけじゃ無い。突然不意に、なんの予告も無く突然病人になって人生がガラッと変わる。その様を淡々と、そして登場人物の心情の変化も緻密に描かれていて、派手さこそは無いものの、このドラマを見る時間がいつか自分を救うのだろうなと思う作品でした。
そして主役のお二人、素晴らしすぎました(平伏)
視聴すれば間違いなく梶山先生のモンペになると思うのですが、もうなんでもいいからとにかく幸あれ!!!素敵な時間をありがとう!!!!という気持ちになりました。