…最終回まで見届けました。
いやぁ…まだ涙が止まらないけど
文章もまとまらないかもしれないけど
イキオイで書きますッ!
最初ね、女性陶芸家の半生を描く…って聞いた時
あぁ、また専業主婦のわたくしは
肩身の狭い思いするとこあるんだろうなぁ…なんて
思ってたんですよ。
実際朝ドラで女性が主人公だと、何かしら仕事に打ち込んで
育児も頑張って…みたいな人物像描かれがちなんですよね。
そのたびに、わたくし頑張ってないなぁ…なんて思うこともしばしばで。
確かに喜美子は、陶芸家として名を果たし、最後のシーンでも
目に炎を宿しながら創作するところで終わったわけです...
…最終回まで見届けました。
いやぁ…まだ涙が止まらないけど
文章もまとまらないかもしれないけど
イキオイで書きますッ!
最初ね、女性陶芸家の半生を描く…って聞いた時
あぁ、また専業主婦のわたくしは
肩身の狭い思いするとこあるんだろうなぁ…なんて
思ってたんですよ。
実際朝ドラで女性が主人公だと、何かしら仕事に打ち込んで
育児も頑張って…みたいな人物像描かれがちなんですよね。
そのたびに、わたくし頑張ってないなぁ…なんて思うこともしばしばで。
確かに喜美子は、陶芸家として名を果たし、最後のシーンでも
目に炎を宿しながら創作するところで終わったわけですが…
でも、この朝ドラの凄いところは、全ての登場人物がちゃんと
生きて、活かされていて、受け入れられてたことなのです。
例えば、喜美子の対局にある照子、百合子。
彼女たちは、夫を支え、家業を支え、いわば自分の仕事は
支えるというポジションで、それはわたくしに近いところもあり
彼女たちが活き活きしてることで、救われる部分もありました。
そして我が師匠大久保さん。
大久保さんは、喜美子が大阪で働いていた時の
いわば怖い先輩なわけですが
彼女の仕事は家事全般…食事を作ること、
部屋を綺麗にすることであり
これもいわば、わたくしの日常でありました。
でも、食事はそれぞれに合わせて作り分け、掃除に至っては
掃く場所でほうきを使い分ける…細々とした気遣いに溢れていて
たかが家事と思われがちだけど、その丁寧さに
わたくしひたすら頭が下がる思いでした。
そしてフカ先生…喜美子の絵付けの師匠ですが
絵付けの仕事が縮小される中、若い先生に弟子入りをすると
信楽を去っていかれます。
年をとってから新しいことを始めるというのは
なかなかに勇気がいることなのに、
笑顔で旅立っていくフカ先生。
わたくし、ここでも頭が下がる思いでした。
まだまだわたくしなんぞ若いんだから、
頑張ろう…と思えました。
ざっと書いただけで、これだけの人々がちゃんと
このドラマの中で呼吸をし、生きていたのです。
恐らく、観た人それぞれで励まされるところ、
勇気づけられるところ
それぞれ違うことでしょう…でも、それでいいんだよ、と
背中を押してくれる朝ドラであったと思います。
武志の病は、終盤で大きく影を落とす要因になるかと思われましたが
最後まで、弱っていく武志が描かれることはなく
いきなり2年経ってしまっていました。
これも、スカーレットらしいなぁ…と思って観てました。
ドラマチックなことだけを取り上げて、さあここが泣き所だと
言わんばかりの展開ではなく、
ひたすらその日の日常を丁寧に描いていく…
それがスカーレットでした。
その中に、陶芸に情熱を注ぐ喜美子が居て
サニーでニコニコ笑ってる百合子が居て
野菜を時々持ってくる照子が居て
市議会議員としてバリバリ働くちや子さんが居て
ヒョウ柄の逞しい直子が居て
長崎で新しい挑戦を始める八郎が居て
部下を立派に育て始めてる信作が居て…
書ききれないけど、みんな生きてる。
逝ってしまった武志も、作品として生きてる…!
時間軸は違うけど、きっとこれから先も
彼らはそれぞれの日常をどこかで生きてるんだろうな…と
思えるような朝ドラでした。
そしてわたくしも、自分の日常をもっと丁寧に
ほんの少し上を向いて
頑張っていこう、と思える朝ドラでした。
ここまで読んで下さった皆様に感謝です!
スカーレットに、礼!
ありがとうございました!!