• テセウスの船 第10話

    伏線回収しないミステリー笑

    3.0
    • 出演者 3.5
    • ストーリー 2.5
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0
    続きを読む 断っておくけどとても面白く見た。全話これまで楽しませてくれたのは間違いない。
    だからこそ。
    最終回、なんでこうなった。

    多分ミステリーじゃなくて家族ものだったのだ。そう思うことにしよう。

    伏線回収しきれないってドラマは多々あるけどむしろ拾ってる方が少ないんじゃないかという笑。

    真犯人まさしはやっぱり私的には下手打った印象。原作と変えた部分だそうだけれど、そのせいか仕込みがほぼ9話しかない。考察8話まで無駄だったと露呈。考察する過程は楽しいけどさすがに伏線もない状況は後出し感ハンパない。

    それでもまさしが殺人犯の息子となった設定なのは文吾さんに今の心さんの苦しみを知らせる意味があったんだろう。その結果、何がなんでも殺人犯にならないという覚悟ができた。

    そしていろんな謎は丸投げという、ミステリーあるまじき事態に。

    現代でまさし殺してたのは誰とか。
    青酸カリ埋めたの誰とか。
    埋めてたのに、なんでみきおが服毒自殺?とか。
    一体佐々木さんはどんだけ青酸カリ盗んだのか。
    病んださつき先生が鈴監視してたのなんでとか。

    想像で結末させるミステリー。斬新である。

    でもこれがテセウスの船なのかもしれない。
    シュレディンガーの猫のように、別れた時間軸はそれぞれの中にある。

    そして心さんの死により、タイムスリップで三重になった時間軸を知るのは文吾さんのみになった。
    文吾さんは覚えてなきゃダメなんだよね。まさしにキレるあたり、正義の為に暴走する可能性ゼロではない人。
    あ、ここで初めて小藪さんの存在意義わかった。
    ただホラー担当かと思ってたよ、ごめんなさい。

    楽しい3か月、ミステリーとしてはツッコミしかないけれど、家族ドラマと思えばよいドラマだった。
    最後に指輪をずっと持っていた文吾さんには、目の前の家族が当たり前じゃない。指輪のようにずっと大事にして、家族で笑っていたいという最後の夢をちゃんと叶えられたのがよかった。
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