武志の家にやって来た事務員のお嬢さん、真奈さん。
明らかに武志のことが好きなんだろうなぁ…というのは
先週までの毎日ジュース差し入れて、なんとなくわかってました。
で、信楽一たこ焼きを焼くのが上手だと豪語して
やって来たのはいいんだけど、これがまぁ…観てるこっちも
え?なぜこれで上手と言えたん?ってくらいのグチャグチャぶり…
武志にも散々突っ込まれてるのに、さらっと
「これが正しいたこ焼きちゃいます〜?」と笑顔で言っちゃう。
あぁ…これは恐らく、おうちで焼くたこ焼きがこうでも
ご家族の皆さんが「真奈の焼いたたこ焼きはうまいなぁ♪」とか
「この崩れた感じが食べやすくてええわぁ〜!」と褒めてるんじゃ
ないかなぁ…とわたくしは推測いたしました。
その後喜美子が登場し、ぐちゃぐちゃのたこ焼きを差し出すも
無言で焼き直されるわけですが…
これね、例えば嫁と姑でこんなんされたら
戦争勃発不可避案件じゃございません?
間に立たされる息子(夫)の胃がキリキリと痛み
いずれ穴開いちゃう案件ですよ?
例えば…
「あぁら真奈さんのお宅ではこれが信楽一なんですの?
真奈さんのお宅では、もんじゃ焼きのことをたこ焼きって
おっしゃってるんじゃないかしらぁ〜オーホホホホ!」
「あらやだお義母さまったら!最近歯がお悪いって聞いたから
わざと柔らかく形を崩してるんじゃありませんかぁ〜
思い遣りっていうのさえ通じないほど、
心が凝り固まってますのねぇ〜!?
ちょっと近くの整体で
揉みほぐしてもらったらどぉですかぁ〜ウフフフ」
こ、怖い…怖すぎるッ…!
昼ドラ脳だから、ここまで想像できちゃうッ💦!
だけど、結局はまぁるく綺麗なたこ焼き(喜美子作)を
武志と共に美味しくいただいてる真奈さん…こ、これは…
普通なら好きな人の親に、自分の料理下手を直されるなんて
針のむしろの思いではないか…というとこなのに
まるで気にした素振りもない。
武志は小さい頃から周りの空気を読み、気を遣って
生きてきたのに対し、真奈さんはいい意味で
「空気を読まない人」なのかもしれません。
例えばお姑さんがイヤミで掃除したとこを掃き直したとしても
「あぁ、お義母さん!もっと綺麗にしてくれて
ありがとうございますぅ!」って
本当にお礼を言えちゃうような…そんな人。
こういう大らかで朗らかな真奈さんなら
今後強力な武志のサポーターになるやもしれません…!
喜美子は喜美子で、ネチネチもしてないから
こういうお嬢さんと相性よさげだなぁ…
武志の未来の陰りが、ほんの少し真奈さんの存在で
明るく照らされた気がしました…!