はい、第4話。
前回のラストで、また現代に戻ってしまった田村心(竹内涼真)。過去に戻って色々と頑張ったので、ええ感じに未来が変わってるのかとスマホで調べたら、父親は死刑囚のまま、母親と兄も一家心中で亡くなっていた。しかも家に帰ったら、子供と亡くなった嫁の物も何もなく、戻ってきた現代では結婚をしてなかった模様。いたたまれなくなって、亡くなった嫁の実家に行くと、たまたま生きている嫁と出会い、喜ぶも、向こうは雑誌の記者になっていて、父親のことを取材されて、ショックを受ける・・・みたいな出だし。
タイムスリップ物では、一回昔に戻って、現代に帰ってきて、全てが良くなっていることはあまりなく、大抵、あまり良くなってなくて、もう一回過去に戻るって感じが多いが、このドラマもそんな感じ。しかし相変わらず、田村心の「鋼のメンタル」には感心させられる。
現代に戻り、自分の家に帰った時に、死んだ嫁や子供の物が何もないのを見て、瞬時に「未来が変わったから」と判断し、嫁の実家まで行くという冷静さと行動力には驚かされる。
そしていよいよ収監されている父親に面会に行くのだが、父親は過去に田村心に会っていたことを覚えていた。ここがなんか引っかかって、「え!?覚えてるんか!?」って思った。未来に帰った瞬間に、みんなの記憶から消えたのかと思ってた。だって、当時の村人がみんな、田村心のことを覚えていたら、一番怪しいのは田村心やもん。こいつが来てから村で色んなことが起こりだすし、身元も分からへんし、いなくなってから大量殺人が起きるし。
警察の捜査も、まず田村心を容疑者として動くはずやし、佐野文吾の家から青酸カリが出てきても「田村心が家に居候していた時に隠した」って判断されるやろし。色々と腑に落ちないが、最後は、ドラえもんでも、未来の元高角三 (げんこうかくぞう)さんに会いに行った時に、過去にドラえもんとのび太に会ったことを覚えていたから、そんなもんなんやと納得。ドラえもんがそうやったからって納得するって、俺はドラえもん原理主義か!
今回は木村さつきが真犯人というフラグを立てまくりの回。徹頭徹尾怪しいし、行動の目的が分からんし、ホンマに気持ち悪い。そして、芋羊羹がものすごいフリになっていて、ちょっとビックリ。そして、今回も「1.2.3.ダ―!」は健在。これ、ホンマに真犯人に関わってくるんとちゃうか?ってくらい毎回出てくる。ってか、後半で猪木本人が出演することに期待します。
後半には、被害者の会に乗りこみ、新たな証言を得ようという無茶をする田村心。そこでどえらいことになるのだが、これでまた話が大きく動きそうですな。
最後に・・・。
「はっと汁」って初めて聞いたけど、メッチャ美味そう。いつか食べたい。もちろん毒が入ってないのを。