はい、第3話。もう続きが気になって気になって仕方がなくなってしまってます。
第2回のラストで田村心(竹内涼真)が諸々の容疑者として逮捕されての第3話。ここから警察署内での取り調べなどのシーンが結構続くのかなぁと思ったら、かなりあっさりと釈放された。ただ、村中の人が逮捕されたことを知っていて、悪口を言われたり、佐野家に色んな村人から「犯人を匿うな」という抗議電話が掛かってきたりしていて、かなり迷惑をかけてしまっているという田村心にとってはかなり辛い状況。
それを知って凹む田村心を慰めるために佐野文吾(鈴木亮平)がアントニオ猪木のモノマネをするのだが、これって時代考証、間違ってないです? この話の舞台は1989年の冬で、猪木の「元気ですか?」の初出は1989年6月の参議院議員選挙のスポーツ平和党の演説の時やったような気がするし、「1,2,3、ダー!」は1990年の「スーパーファイトin闘強導夢」が初めてやったはず。なので、この時点で佐野文吾が知っているのはおかしいと思うんですけど、こんなメジャードラマがそのあたりの時代考証をちゃんとしない訳はないので、なんか理由があるのでしょうか? 例えば、犯人に仕立て上げられた佐野文吾を救おうと息子が奔走し、無罪になるが、実はその佐野文吾こそが真犯人、みたいな。佐野文吾は何らかの形で未来の世界を知っていて、そこで「1,2,3、ダー!」を見てて、過去の世界でも使ってしまったとか? うーん、気になる・・・。
まぁ、そんなプロレスマニアしか気にならないことは置いといて、中盤で田村心がついに佐野文吾に「自分はあなたの息子です」ということを告げる重要な回である。そして、殺人事件の犯人だということも告げるのだが、佐野文吾は取り乱して、田村心を家から追い出してしまう。前回も書いたのだが、このあたりの佐野文吾の地雷がどこかが分からん。タイムスリップの話はあっさり信じたのに、未来の世界を見てきた田村心の言葉は信じられへんねやって思ってしまった。
まぁ、敵だと思っていた金丸茂雄(ユースケ・サンタマリア)が、いい人で、味方になってくれたのは心強い。と思ったら、ラストで殺されたっぽい。展開、早っ!
そして、最後はまた現代に戻ってししまい、父親は死刑囚のままだった。しかも母親と兄も死んでいて、元々いた世界よりも悪くなってるっぽい。うーん、これは続きが気になるぞ・・・。