めちゃくちゃ好きですこのドラマ!
ストーリーは特になく、個性のある女子高生たちと先生が、ただただ無駄づかいしてるような何気ない日常を送っていくところを描いているだけなのだが、これがとてもおもしろくて、全然飽きずにずっと観ていたい感覚に浸れるのが凄い。
正直初めはこの感じで1時間はきついんじゃないかとか、深夜で30分くらいがちょうどいいんじゃないかとか思ってたけど、いやいや何のその!
逆に永遠に観ていたい!笑
このドラマはなぜ寒くならずにここまでおもしろいのか。
個人的に思うところとしては下記が挙げられます。
1.個性の多様性とその共存
キャラ立ちしている(個性があらゆる方向に際立っている)人たちが共存して、主人公であるバカとオタとロボだけでなく、誰もにスポットライトが当たっていることで、様々な人間模様や性格、浮き沈みを描いてくれている。
誰もにとって自分の好きなキャラクターができ、なんか大袈裟ではあるが共感できたり感情移入できる人がいるはずだ。
ちなみに自分はわりとみんな好きになれてるので、最高に楽しめている!笑
2.それぞれのキャラを違和感なく、むしろ魅力的に演じるコメディエンヌたち
どちらかというと(これからを引っ張っていくだろう)若手俳優陣が中心のキャスティング。
それでもそれぞれの演技が半端なく様になっていてよい!
今後が楽しみな若手キャスト陣がコメディエンヌに振り切って、確かなる新たな顔を見せてくれていて、全員がちゃんとハマっている。
これはキャスティング含めて、ここまで引き出した監督の手腕もあるのではないだろうか。
とにかくキャストは全員これからも応援したいと思えます。
3.ストーリーに一貫性がよい意味でない、いやもはやストーリーになっていない。笑
無理にストーリーを作っていかない感じ、あまりにも変わらずに前進もせずに、まさに女子高生が日々を無駄づかいしてるかのように過ごしていくことを徹底的に映し出しているのが逆に功を奏している。
派手なドラマ的展開なんか起きなくとも、くだらなさを徹底的に追求していくことで、それはエンターテイメントになる。
だからこそふとしたときに起こる化学反応に違和感なくスッと入れて、たまに笑いだけでなく感動できるシーンもあったりする。
そんな感じでとても楽しく鑑賞しています!
とにかく最後まで目が離せません。笑