3.0
出演者 3.5
ストーリー 2.5
演技 3.5
映像 3.5
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。 第4話
3話目見たので4話目です。そんな当たり前のこと書くな!
今回の話の冒頭には結構重要なネタばらしがあります。それは双子であるレンとリコの秘密で、前回のレビューにも書いたが、この設定だけで1クールのドラマが作れそうなくらいに、色々と深められそうな設定なのだが、これを伏線の一つとして使うという贅沢。いや、贅沢とは言わんかな・・・?
細かいネタバレは省くが、双子ならでは入れ替わりとその理由が分かってきて、「面白い設定やな」とは思える。まるで、古舘伊知郎に「戦う金太郎飴軍団」と呼ばれたマシン軍団の入れ替わり戦術のよう。
ともかく、この重要な設定のネタばらしが冒頭にあり、「へぇ、そうなんや」と思いながら、物語は進んでいく。そしてまた今回も事件は単純明快。いじめ事件の黒幕を捜すために、いじめられた男の子といじめたとされる男の子が協力して自作自演し、犯人を突き止める。その手伝いをミスパンダがするって感じ。黒幕は「やっぱりね」という人やし、普通の学生が「ミスパンダに白黒つけて欲しい」という願ったことが、ミスパンダと飼育員本人に届くのも予定調和だし、プールに籠ってる時に先生方が突入しないのもどうかと思うが、だんだんその部分の整合性はどうでもよくなってきた。
最後に飼育員さんの正体がテレビのディレクター(要潤)にバレた感じで、次回に続くが、そんなにドキドキしない。だって、「いつもネット中継で顔がほぼ見えてるミスパンダの正体の方が先にネットでバレるやろ! リコ自体、囲碁棋士でメディアに出てるんやから!」って思うので、こっちが先!?って感じ。
でも、まぁ、そんなんどうでもよくなってきた。そんな人だけが最後まで見続けられるドラマなのかもしれません。