第一話を見た時に感じた「こんなにいっぱいの伏線を全部消化できるのか?」という心配がますます増してきた第3話。
「ますます増してきた」ってなんか気持ち悪いな・・・。
それはいいとして、メインの出演者だけで
川田レン → 双子である伏線
森島直輝 → 父親を殺されている伏線
佐島源造 → 娘を誘拐された伏線
の大きな伏線があり、下手したら、レンの「双子である伏線」だけで、ワンクールのドラマが作れそうな気がする。
それらに加え、レンの母親、佐島の息子と娘、囲碁喫茶のマスターとママ、精神科医の門田など、それぞれに裏になにかありそうで、「ホンマに最終話までに間に合いますか?」と心配になる。場外に落ちてて、カウント16までピクリともせず、「カウント20までにリングに戻れるの!?」と心配になるテリー・ファンクみたいだ。
今回も謎解きの方のストーリーはまたまた単純。アスリートが故意に怪我をさせられて、試合の出場が不可能になり、犯人はライバルか? クビになった元コーチか?みたいな、これまでに何十回も見たテーマ。ただ、怪我をしたアスリートがレンとリコの同級生で、レンとリコの双子に秘密に迫る導入になっている感じ。
フィフィさんがライバルの海外選手のコーチ役で出てくるが、「怪しい外人役」がめっちゃ合う。次回、ウルトラマンのテレスドンの回を撮影するなら、地底人役は絶対にこの人がいいと思う。いや、テレスドンの回を撮影する予定なんか、ないやろけど。
あと、この海外のライバル選手、wikiで調べても「演-不明」としか出てない。今の時代に逆にすごい。
事件の解決方法も、またまたメチャクチャで、「そんなわけあるか!?」という感じやし、そんなに協力者がいたら、正体がバレバレやん!としか思えないのだが、「このドラマはこういう感じも含めて楽しむもんやから」と思えてきてるので、まあいいかな。
最終的に今回の話で一番面白かったポイントは、「パワハラでクビになった元コーチを六平直政さんが演じていて、ツルツルの禿げ頭なのが、パワハラでクビになったアマレスの某コーチにしか見えない」という制作側の悪ノリの部分だったかも。