5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
スカーレット 第118話
たとえ離れて暮らしていても、数年会っていなくても
あぁ…親子だなぁ…としみじみ思えてしまう空気が
八郎と武志にはありました。
一言で言えば、優しさですかね。
昔からおばあちゃんを気遣い、喜美子を気遣い、
今はグレてる照子の息子:竜也をも気遣い…
それを意識的にじゃなく、すんなり出来てるのが
どことなく八郎を思わせてたんですよね。
武志が大きくなってから登場シーンがなくても、
うっすら存在していた八郎。
何なら登場人物のテロップに
十代田八郎( )←カッコ内を埋めよ みたいな
大喜利大会すら巻き起こってたし。
で、昨日に続き八郎さんが今回登場したわけですが
自販機にない、喜美子の「つぶつぶ」を買いに
わざわざ駅まで戻って買いに行くわけですよ。
デカビタがないから、ほなリアルゴールドかドデカミン
買っていこうか〜(ミルクボーイ)とならんのが八郎さん。
そこをよくわかってた武志。
さすがに大阪までは戻らんかったけども…!
(いや、駅にもなかったらマジで戻ったんちゃう?この人…)
優しさが遺伝するか、って言ったら恐らくそうではなくて
育った環境なんだろうなぁ〜と思うんですが
八郎がいなくなっても尚、どこかに八郎は存在してて
それは喜美子の中であったり、マツさんの中かもしれないけど
やっぱりずっと信作を介してやり取りしてた手紙の存在が
武志をここまで育ててくれてたのかもしれないなぁ…
その手紙を届けてくれてた信作も、武志の優しさの構築に
一役買ってるよなぁ…トンチキだけど。
そんな父親と、夜通し語らうことができそうで
涙が出そう…と背を向ける武志と
それを笑う八郎さんの瞳にも光るものを見て
観てるわたくしは、ただただ嗚咽するばかりです。
今日もいいもん観させて貰いました…【礼】