• 病室で念仏を唱えないでください 第4話

    予想外の踏み込みにヘンな汗かいた

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.0
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0
    続きを読む 松本先生(伊藤英明)の熱が周囲を巻き込んでいく。

    今回のキーワードは千手観音。仏教的には、雲の上のお釈迦様より身近に存在していて、情愛に満ちた千本の手と、その掌についた眼で人を救う。そんな存在が松本先生の理想らしい。

    でも高すぎる理想は、みんなから賛同されるとは限らない。
    「現実には無理」とためらう者、
    「もっと優先すべきことがある」と否定する者に、
    松本先生は囲まれてる。
    理想と現実、医療にかぎらずどこにでもある根深い葛藤ですね。

    多くの場合、この葛藤を抱えながら皆、現実をやり過ごしてる。
    そこへ理想をドカンとぶつけて、広がる波紋と胸のすく展開を見せるのが、この手のドラマの真骨頂です。

    この基本路線に忠実に、児嶋先生(松本穂香)は心臓外科の現実主義者・濱田先生(ムロ)の下を離れる決意を固める。
    他方では効率第一の合理主義者・田中先生(片寄涼太)も、今回のエピソードを経験して松本に理解を示しはじめる。

    「そうそう、そうこなくちゃね」
    と思っていた矢先、ドラマはとんでもなくいたましい問題に踏み込んでいく。

    シングルマザーの再婚相手が子どもを性虐待、挙句
    「パパは悪くない」
    と言いながら死んでいくという、胸が抉られる展開。

    お決まりのテンプレ医療ドラマ+お坊さん、という、一風変わった味付けでみせるドラマかとたかをくくり、半ば安心して見ていたけど、これからどう描くんだろう、ヘンな汗が出てきました。
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