ドラマ冒頭と最後、「37日前」ではケガをした粗品と追い詰める同期の吉岡、「34日後」は血だらけで倒れているカメラマンの篠田を発見する小田切（生死不明）でした。

今回は吉岡が主役回。医者を目指していた理由や刑事になった理由が分かりました。弟さんが病気とは、しかもすごく兄思いの弟で、山内と弟さんが話すシーンには泣きました。これまで吉岡も怪しいなんて思っててごめんなさい、いい人でした（多分）。

ミハンの案件は高校生の猟奇殺人。精神が壊れた高校生の犯罪かとおもったら切ない展開。母に対する父のDVを止めれずに自分を責めてきた高校生と、夫からのDVに悩む妊婦が、自殺場所を求めたビルの屋上で出会い、高校生が完全犯罪を思いつく。

それが、夫を殺すわけでなく、妊婦さんを夫から解放してあげるという優しい完全犯罪。自分はまだ高校生だし精神疾患がつけば数年で医療少年院から出てこられるから。よく考えたなぁ。

結果的にミハンの働きのおかげで夫が殺人未遂で逮捕され、妊婦さんも夫から解放。高校生は情状酌量が認められて出られる。彼が猟奇殺人犯でなくて良かった。加賀美さんが言うとおり、高校生は男前でした。