4.6
出演者 3.5
ストーリー 4.5
演技 4.0
映像 4.0
スーパーサラリーマン左江内氏
この作品の面白いところは、街でたまたま遭遇した老人によってスーパーマンのようなヒーローの力を与えられたサラリーマンが主役ということもあり、主人公である英雄を演じる堤さんの、いやいやながらも渋々事件の解決をしたりする、グダグダストーリーが非常に楽しい作品です。またかかぁ天下ということもあり妻の円子にはまったく頭が上がらず、言いなりになっている描写とヒーローモードになっているギャップが非常に面白く、ヒーローモードの英雄はかっこいいと思いながらも実は正体に気づいていないためそこもまた、楽しいところでもあります。そしてなによりこのドラマを最大限に楽しませてくれるのが英雄とやたらセッションのある米倉の存在であり、いたるところに現れては英雄とグダグダな会話をするのがドラマならではのオリジナルシーンでもあり楽しい場面でもあります。左江内氏は藤子・F・不二雄シリーズの作品でもややマイナーな作品ですが、それを非常に面白く仕上げ当時のブームメントになったドラマということもあり一度視聴することをお勧めします。