4.6
出演者 5.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0
黒革の手帖
一行員であった原口元子(米倉涼子)が夜の銀座でのし上がっていく様を描いたドラマ。
横領して得たお金を元手に男も女も手玉に取って利用しながら銀座一の店を手にした彼女だが、次第に思惑通りにことが進まなくなって…。
松本清張原作なので筋立てに間違いはないと見ていられた。
でも恋愛色が強すぎたかなと思う。
民子の恋の相手である安島富夫(仲村トオル)はドラマでは民子にぞっこんだけど、原作ではまったくそんなことはない。
原作ラストの悲惨さはドラマにはない。
原作の悲惨さを多少なりとも求めてしまう私は、民子に感情移入できなかったということかな。
衣装や髪型などとても凝っていて毎週...