ついに最終回！！
前回、尚が家を出ていったところで終わっていたので
続きが気になっていました。

尚が見つかるのは予想してたけど、薫ママが尚を見つけてもらうためにテレビ番組に出て尚の行方を呼びかけたのは予想外の展開でした（笑）

尚は煙突の見える小さな診療所で過ごしていました。煙突が見えた時、ほっこりしました。尚の大好きなしんじの初出版の「砂にまみれたアンジェリカ」に繋がりました。尚の好きな文がここにつながっていたんだなあと。

尚はしんじのことも息子の恵一のことも忘れていましたが、しんじに本を読んでもらうシーンが何度もあり、尚がしんじにもう一度恋をしているようで素敵でした。

尚が1日だけしんじのことを思い出したシーンがあり、その後はしんじ役のムロツヨシさんのナレーションのなかで尚は肺炎でぽっくり亡くなって。この感じがまたよかったです。ネガティブな内容もムロツヨシさんのナレーションがポジティブな感じに連想させてくれました。このドラマのもう一つのよさはムロツヨシさんのこのナレーション！！毎回、うまく場面を繋いでくれていたし、尚との人生を執筆しているしんじがまるで本を読んでいるようにも思わせてくれました。

最後は大恋愛の本を出版して終わり。最近のドラマは中途半端な感じで終わったなあと思うこともしばしばありますが、このドラマは個人的にはまとまりのある最終回で見てよかった！！と思わせてくれるドラマでした！