科捜研の女は長期に放送している中では非常に安定している。
初期はエキセントリックな女主人公榊マリコが浮いて職場がギスギスしたり村八分状態の時もあったが、シリーズが進むにつれ「変人だけどマリコだから仕方ないな」ぐらいに浮いているのを許容されるマスコットキャラまで進化した。
それに伴い時折訪れる辛く苦しい事件もマリコと職場の中のアットホームな空気で緩和され、視聴者も安心してみていられる。
現在の相棒の土門刑事も何をやっても大けがはするが死なない安心感がある（尚代償のように刑事の後輩はよく死んで交代する）。
ネタもどこかで見たような事件からちょっとひねった解決、暗く悲しい生活苦による事件なども網羅していて感心する。
科学的知識も日常の知識に結びつけた平易に分かりやすい解説をされるため、特にひっかかることもなく視聴できる。
お茶の間でやってるとついつい見てしまうのが科捜研の女である。