5.0
出演者 5.0
ストーリー 4.5
演技 4.5
映像 4.5
池袋ウエストゲートパーク
都内3大ターミナル駅の、新宿・渋谷・池袋。
物凄く利用機会は多い駅なのだけど、このなかで池袋だけはあんまりいかない。
その理由のひとつはこの作品だと思う。
このウエストゲートパークのおかげで、すっかり怖い場所である、というイメージがついてしまった。
何が言いたいかと言うと、それだけこのドラマのインパクトは大きかった。
昔は、池袋だけではなくて、大きな都市にはだいたいカラーギャング、チーマーと呼ばれるような人たちがいて、
その抗争というか、生き方というか、そういう世界にスポットを当てたのがこのドラマで、そこに生きる人たちの様子は観ていて面白かった。
その面白部分がまさにクドカンのなせる技だったと思うのだけど。
一番印象に残っているのは、やっぱり窪塚洋介演じるキング。
彼のぶっとんだキャラクターがそのままこの作品のイメージだと思う。
ある種どこかネジが外れてしまった人間たちのドラマだった。
もちろん、ネジが外れたゆえのカッコよさも描いていて、だからこそ好きなわけで。
でも、やっぱり池袋はなんだか怖いなぁ。。笑