4.5
出演者 4.5
ストーリー 4.5
演技 4.5
映像 4.5
僕らは奇跡でできている
前回、樫野木先生に研究室から消えてほしいと言われた相河先生を見て、
自分だったら、ショックだと思いました。
もう少し空気を読んでくれないかなとか、調子に乗るなという言い方なら、ああ言い過ぎたのかなと反省すると思いますが、パワハラに近い言い方だと思うからです。
なので、鮫島先生みたいな仲介的な人がいたので場が和んだからよかったと思うし、沼袋先生みたいな変わった人がいなかったら、ドロドロした研究室に行きたくなくなってしまうと思います。鮫島先生が、自分の悩みを相河先生に擦り付けているだけだという言葉も、樫野木先生だけではなくて、自分たちにも言えると思って、なるほどと思いました。
よく親に、何でも人のせいにするなと言われたり、自分のせいじゃないのに向こうだって謝らないのはおかしいと思ったことがあるけれど、何かしら自分も過失があるということを考えるようになったし、日常によく起こることだけど意識していないことを取り上げたドラマになっていて、毎回学ぶことがありました。
相河先生が嫌いな樫野木先生を誘うのは、傷ついたのに相当の勇気があると思いました。そんなことする必要ないのにと思いましたが、自分も相手が謝らなくても、やっぱり寂しくてあえて自分から声をかけたりしたことがあるし、いじめっ子の方から仲良くしてきたことがあったので、どこかでバランスが取れているのかなと思いました。