3.8
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 3.5
映像 3.5
妖怪人間ベム
亀梨和也は妖怪に似合っている。
むしろ妖怪っぽい。
これは褒め言葉。
杏もそう。
この二人の存在感がこのドラマの骨格を支えていると思う。
そして忘れちゃならないのが、北村一輝。
本当にいそうなお人好しの刑事をこれでもか、と好感度高く演じている。
はっきりいって映像や物語の運びなど、子ども騙し的なところもあったりするが、
それは土曜夜九時のファミリーや子どもも見る時間帯にやるのだし、
結構前にやっていたアニメ原作もあるので
お父さんがビールを飲みながら「あっ、懐かしいのやってるよ?」
って言ったり、
お母さんがご飯よそう手を止めながら亀梨和也にうっとりしたり、
子どもが密かに内心妖怪にビビッていたりと、
なんやかやで一家団欒のお手伝いができてしまうドラマである。
そして勿論家族で見なくとも、1人でも友だち同士でも
ちょっとしたアラを捜しながらでも楽しく見られてしまうドラマだと
思いまーす。