正直最初はキャリアウーマンの義母と旦那の娘がだんだん仲良くなっていく、ありがちホームドラマかなと思っていました。

しかし、原作が4コマ漫画ということもあってかテンポがよく、さくさくと進んでいくストーリーからだんだん目が離せなくなりました。

特に衝撃を受けたのは、話数も中盤に差し掛かったころ、竹野内豊さん演じる旦那さんがその日の冒頭でぽっくり亡くなってしまうところです…！
え、結婚式あげるんじゃなかったの？！お葬式？！と視聴者を疑問に思わせつつ掴んで離さない演出、演技はすごいなと思いました。

綾瀬はるかさんにあまり母親役のイメージはなかったのですが、今回の義母の役は、母親らしさのある役ではありませんが、みゆき(娘)のことを本当に想っていて、でもどこか不器用な役でぴったりはまっていたと感じました。

みゆきの幼少期を演じていた子もすごく可愛くて、お父さんのお葬式のシーンはこちらもジーンときました。

みゆき高校生パートに入ってからは、佐藤健さん演じる麦田がいい味を出していて、笑いを届けてくれました。
みゆきの彼氏？のヒロキくんもほんわかとした笑顔で、みゆきと合わせて物語にマイルドさを加えてくれました。

最初の印象よりずっと、コメディ要素のある面白い作品でありながら、要所要所で泣かせてくる、なかなか秀逸なドラマだったと感じます！