5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 4.5
独眼竜政宗
東北の雄である伊達政宗。
隻眼という、これまでにないヒーローの誕生に、東北の人ばかりだけでなく、それまで大河ドラマに興味のなかった人までの関心を集めることに成功したドラマである。
また、ゴクミという国民的ヒロインのかわいさに全国民がうっとりとなった。
なかなか子供のできないゴクミに辛く当たる姑。
それに耐えるゴクミ。
その健気な姿は、永遠に国民の記憶に残るであろう。
さらに豪華な出演者たち。
脇役ながらも、一人ひとりがきちんと生きた人間としてしっかり演じているから、今も生き生きと脳内に彼らの姿が蘇ってくる。
脇役の演技がここまで記憶に残っている大河ドラマは、「独眼竜政宗」だけである。
大河ドラマもそろそろネタ切れになってきているが、大して深みのないドラマを垂れ流すくらいなら、再放送を1年間行っても十分に納得できるくらいこの「独眼竜政宗」は名作である。