5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
義経
タッキー演じる義経はハマリ役だ。
日本人の大好きな美貌の悲劇のヒーローを現代の美貌の代表タッキーが演じるのはベストだ。
そしてキャストがメチャクチャ豪華なのだ。
義経の部下弁慶を松平健、平清盛を渡哲也、藤原秀衡を高橋英樹、平知盛を阿部寛、義経の母常磐御前を稲森いずみ、義経のヒロイン静御前を石原さとみ、義経の部下喜三太の想い人を上戸彩、源頼朝を中井貴一、北条政子を財前直見。
主役級の俳優陣のオンパレード。
ましてや当時から売れていた上戸彩がヒロインではないあたりが贅沢すぎる。
タッキーを固める義経一行には有名な鵯越の逆落としという場面があるのだが撮影開始時と撮影終盤時の二回撮影をしていて二回目の撮影終盤時の映像は鬼気迫るものがある。
撮影期間を経てタッキー主従にも信頼感が生まれたらしく部下を演じたうじきつよしはコメントで当シーンは死んでも良いと思ったと発言している。
役柄が役者に乗り移ったかのような名シーンだ。
全体の話の構成、映像、そして俳優陣の演技、全て素晴らしく義経は私の大河ドラマ一番の作品だ。