いろんな賞を取ってる評価の高い海外ドラマって事で見てみたが、
1話見た段階では面白さを感じられず、途中で断念しそうになったが
話が進む度に主人公のウォルターが変化していき、その変化にハマっていく感覚が面白い。
ジェシーとの奇妙な友情もこのドラマの見どころ。
良くも悪くも人間は覚悟を持てば変われるって事と良かれと思ってした行為が必ずしも良い結果に繋がらないっていう皮肉がよく分かる作品だと思う。
年老いた平凡な化学教師ウォルター・ホワイト。ガンであることが判明し自らの「死」への距離を感じた瞬間、おかしなスイッチが入ってしまう。自分は世界でも指折りのクオリティでメタンフェタミン、通称「メス」を製造することができると気づいたウォルターは、背徳感と陶酔感に惑いながらも気づけばアメリカ麻薬市場の肝を握るマッドサイエンティストに成り上がっていって…。
日本に住んでいるとなかなか馴染みを感じにくい設定ではあるはずなのに、心理描写が丁寧なところが良いのか、不思議と主人公に共感。気づけば悪事がバレないように応援してしまう(笑)。
ウォルターの「真人間」感と犯していく罪とのギャップ...
アメリカのレビューサイトでかなりの高評価だったこのドラマ、「といっても、まあ、きっとよくありがちな犯罪ドラマよね」と、どこか期待半分で見始めました。主人公はパッとしない中年教師。ところがこのおじさん、自分が余命いくばくもないと分かると、すごい才能を発揮し始めるのです、、、犯罪に、なのですが。そして教え子を巻き込んでのジェットコースターのような人生の始まり。毎エピソード、とんでもない窮地に追い込まれる主人公たちにハラハラするけど、笑えるシーンもあり。終わった時とても悲しかったドラマの1つです。
シーズン5までありますが、右肩上がりに面白く、批評サイトでも一度も評価を落とすことなくシーズン5では100点満点中99点という文句の無い点数をたたき出し、歴代で最も高く評価されたテレビシリーズとしてギネス世界記録認定されたドラマです。
タイトルのブレイキング・バッドは「道を踏み外す」という意味で、この作品はつつましやかに暮らしていたさえない中年の化学教師がふとしたきっかけからまさに道を踏み外す物語です。
ガンだと宣告され余命2年。家族に財産を残したいと思い、手を出したのはなんと化学の知識がフルに生かせるドラッグの精製。純度の高いスーパードラッグを精製する主人公の周りにはいつし...