となりの芝生 の再放送で、瀬戸朝香 の演技を見て、思い出した1996年の フジテレビ の不倫ドラマの名作。
瀬戸朝香 が演じた照井ミサの魔性の女っぷりは凄い。
主演の 中井貴一 が、妻と浮気相手の2人の間で揺れ動く情けない男を上手く演じていて、流石👏。
今でもいろいろなシーンが甦ります。特に最後の空港のシーンが秀逸でした。
いわゆる、割と典型的なドロドロの要素も入った不倫ドラマですが、さわやかな印象もありましたし、中井貴一さん・瀬戸朝香さん・椎名桔平さん・田中美佐子さんなど好きな俳優さんばかりでドラマ中のキャラクターも魅力的でした。三十代半ばで自分探しをする夫婦が、夫は不倫に妻は不倫と陶芸に没入していくのは、あの時代のある種の流行をあらわしているような気がします。
主題歌と劇中挿入歌はシャ乱Qのつんくさんの素晴らしい歌声で、これでまた、登場人物に思い入れた切ない気持ちが増幅するのでした。本当に大好きだったなあ、あのドラマ、と今思います。
既婚で子供もいる主人公島田英志(中井貴一)と部下の照井ミサ(瀬戸朝香)、英志の妻朱美(田中美佐子)とかつての同級生の成瀬シン(椎名桔平)が恋に落ちて、というお話。
不倫の関係ながら英志とミサの間には子供までできてしまう。
英志に対してミサは押せ押せで、留守中の島田家に強引に上がり込んでシャワーを浴びたりする。
朱美と鉢合わせしても「妊婦は汗かきやすいんで〜」としゃあしゃあといってのける。
その神経の太さ、見習いたい。
でもミサも闇雲に英志に迫っていたのではなくて、英志に昔の恋人の面影を見ていたんだよね。
シンにとっての朱美が「昔からの思い人」であったのを見ても、強烈な思い出は...