やはり水戸黄門的な1話ごとの勧善懲悪要素もありつつ、順調に一人、また一人と仲間を増やしていく様も痛快。
日本人が好む要素が全て詰まっている本作。
秀逸だったのは一見したところ”嫌な奴”で、東大専科のメンバーのことを馬鹿にしてくる藤井(鈴鹿央士)について丸ごと1話フォーカス回を作るのではなく
毎話分散させて登場させ、これまでの間に十分に専科メンバーとの関係性などを
視聴者に印象付け、前回の桜木の「藤井に足りなかったのは、一緒に東大を目指す仲間だ」という発言を今話で回収していく形をとっているところ。
麻里(志田彩良)の問題解決回と合わせての回収で、一気にスタメン2人を得る展開も”ステージ...
やはり水戸黄門的な1話ごとの勧善懲悪要素もありつつ、順調に一人、また一人と仲間を増やしていく様も痛快。
日本人が好む要素が全て詰まっている本作。
秀逸だったのは一見したところ”嫌な奴”で、東大専科のメンバーのことを馬鹿にしてくる藤井(鈴鹿央士)について丸ごと1話フォーカス回を作るのではなく
毎話分散させて登場させ、これまでの間に十分に専科メンバーとの関係性などを
視聴者に印象付け、前回の桜木の「藤井に足りなかったのは、一緒に東大を目指す仲間だ」という発言を今話で回収していく形をとっているところ。
麻里(志田彩良)の問題解決回と合わせての回収で、一気にスタメン2人を得る展開も”ステージは揃った”感があり良かった。
麻里の父親役は、なんと前クール大反響で幕を閉じた日曜劇場『天国と地獄』の
キーパーソン東朔也役を演じた迫田孝也さん!!
素直な感情表現ができない、そうならざるを得なかった背景を抱えた父親役を好演。そんな彼の感情の決壊シーンもお見事だった。
引き続き健太演じる細田佳央太にずっと目を奪われてしまった。
本当に”健太”という人間がこの世のどこかに存在し、生活している気さえしてしまう。
次に送り込まれる刺客、スパルタ教師が誰なのかも毎話の見どころになっている。