第10話

とうとう終わってしまいました。。

春斗（菅田将暉）と瞬太（神木隆之介）と潤平（仲野太賀）の
それぞれの10年が肯定された形での幕締め。

3人の今後（瞬太だけ謎ですが…）も決まり、
里穂子（有村架純）とつむぎ（古川琴音）の中浜姉妹も
新たな場所でスタートを切り、とてもすっきり晴れ晴れした気持ちで
見終えることができました。

素晴らしいの一言です。

ラーメン屋で始まったマクベスが
ラーメン屋で解散。

ラーメンを食べ終わったあとにコントを本気でやりたいなど
今まで大事なことを言ってきた春斗。

マクベスとして最後のラーメンを食べ終わったあとに
何か重大発言があるのかと、ふたりだけでなく視聴者も
言葉を待っていたら、「意外とうまかったな」とすかすあたり、
絶妙です。

冷蔵庫争奪すべく、28歳の男3人が号泣しながらの本気じゃんけん
は、語り継がれるほどの名シーンでしょう。

そして、推しの鑑？里穂子のファミレスから帰る
春斗を酒を飲みながらの出待ち。

里穂子がふたりが初めて出会ったシチュエーションで
一番つらい時期を支えてくれたマクベスへの想いを春斗に告げる。

「マクベスは特別でした。これからもファンで居続けます」と。

そして、春斗が

「マクベスに気づいてくれてありがとうございます。

こんな俺たちにお付き合いいただきありがとうございました」

これで春斗の10年は報われたのではないでしょうか。

そして、ラストのマクベスが住んでいた部屋に新たな若手芸人たちが。

「出世部屋ですか？」の問いに

「売れてないけど愛されてましたよ」と答えた不動産屋。

マクベスの10年は失敗じゃなかったことが、
春斗たちの知らないところで証明された瞬間でした。

伏線回収の嵐は本当に気持ちよかった。

最高の時間をありがとうございました。