正直、私の生涯にわたってのライフワークに間違いなくゾンビが入っていまして…。
ゾンビ教団の構成員であるわたしは、ゾンビ映画、ゾンビドラマ、ゾンビアニメ…「ゾンビカテゴリー」に関しては非常にうるさいし、かなり目が超えているつもりでもいます。

しかし、だからと言って、今回のこのドラマをそこまで悪くいうつもりもありません。

まず、日本の民放でゾンビ連ドラをやろうという心意気、素晴らしいと感謝しています。
この前、NHKでゆるーい感じのゾンビ、「ゾンみつ」はやりましたが、ちょっと緩めのそれとは全く異質の、いわゆる本格派ゾンビ、しかも走る系。
これを制作する意気込みを褒め称えたいです。きっと今後、これに続いて日本でも色々と作られていき、日本のゾンビものが進歩していくことでしょう！
そういった意味でこの初の試み、しかも竹内涼真と中条あやみという超絶最高役者さんを主軸に置いて！とても期待をしているのです。

初めからわかってはいたことで、いろいろと酷評もされていますが…想定内。
ゾンビが発生しちゃうことに理由なんてないのです。
地獄が満員なのです（byジョージAロメロ）。
ゾンビ＝病気➡ウイルス➡ワクチンという考え方も、いまやスタンダードなので、気にすることもありません。
ゾンビ世界になると、人間生活が破たんし、悪くなっちゃう人々、捻じ曲がる正義、DV夫・DV父ちゃんへの殺意、初めての殺人、すれ違い続ける愛、そして人々はコミュニティを作って、覇権を争い殺し合う、様々な利害関係関係、軍隊の介入と権力の曲がった行使…裏切られ裏切りながらも共存していく人々、崩れ行く文明…。

今までに数百・数千と作られてきたゾンビ映画＆ドラマ。
ゾンビにはもう王道も目新しさも何もありません。
なので、あとはいかに魅力的な登場人物で、いかに現実的に、魅力的なストーリーを構築できるかどうかです！

もっとこなれて、ゾンビメイク、ゾンビの街、ゾンビ役者さまたちの演技も重要な要素となってきますので…
どうかガンバレ！日本のゾンビドラマ！