20代後半でバリバリ仕事をこなすが、仕事に没頭していて、家事や恋愛は後回しになってしまっていた女性が主人公。
それでも母の暗示であるかのような「メイはやればできる子」という言葉により、何でも全て自分でこなしていかないといけない囚われを抱えていた。
そんな主人公メイに多部未華子さんがめっちゃハマりすぎて、もはや彼女の当て書きなんじゃというくらいによい!(原作があるので違う)
何かと仕事を優先してしまうのも、家のことが疎かになってしまうのも、恋愛になかなか踏み込めないのも、なかなかにわかりみが深い。
何か違うところがあることといえば、自分には趣味がわりとあるくらいかな。笑
...
20代後半でバリバリ仕事をこなすが、仕事に没頭していて、家事や恋愛は後回しになってしまっていた女性が主人公。
それでも母の暗示であるかのような「メイはやればできる子」という言葉により、何でも全て自分でこなしていかないといけない囚われを抱えていた。
そんな主人公メイに多部未華子さんがめっちゃハマりすぎて、もはや彼女の当て書きなんじゃというくらいによい!(原作があるので違う)
何かと仕事を優先してしまうのも、家のことが疎かになってしまうのも、恋愛になかなか踏み込めないのも、なかなかにわかりみが深い。
何か違うところがあることといえば、自分には趣味がわりとあるくらいかな。笑
男女の違いはあれど、何かと境遇が似通っていて、一つ一つの言動がゆるーく刺さってくる。
全体的にゆったりとしていて非常に見やすく、ゆるっといつまでも観ていたくなる今クール最高の癒しドラマ。
まさか大森南朋さんが家政婦で、しかもこんなに癒し要素の強い役をこなせるなんて驚き!
近くで彼の出ている作品で観た作品は、『初恋』や『ビジランテ』だったりするので、この役のイメージは全くなかった。笑
でもちゃんと見ると、確かに優しい雰囲気を纏ってる方でわりとハマり役だなと!
基本的に出てくる人たち全員に程よい余裕があって、悪者が出てこない成長物語ってのが、自分の好きなドラマっぽさがあって観てるのが心地よい。
『G線上のあなたと私』『逃げ恥』『凪のお暇』辺りを彷彿とさせ、お仕事の様子がわりとしっかりと描かれているので、近しい境遇の人に寄り添ってくれている感じがする。
◯◯は◯◯というステレオタイプはもう古いんだと言わんばかりに、それぞれがそれぞれの決めつけて発言してしまったことに対し、誤りを受け入れる姿もすごくよい。
メイ母とメイの間に入ってナギサさんが、メイ母を諭して2人にわだかまりがなくなっていくシーン特によかった!
今っぽいドラマだなと!
家政婦については、この作品を観るまでそんなに気にも留めるとがなかったけど、こんなに身体的にも精神的にも支えになってくれるものなんですね。
仕事しながら家事もやってみたいな生活をしていると、確かに家政婦の方がいてくれるだけで少しだけでも安らぎの時間を過ごすことができるし、何より部屋がいつも綺麗な状態で過ごせるってそれだけでよい。
あと料理が全てとても美味しそう。
基本的に外食ばかりなので、家庭の味かつ栄養バランスのよい食事を堪能できるようなサービスとか出てこないかなーと思ったり。笑
物凄い転換点や盛り上がるシーンがあるわけでもなく、展開もわりとゆったりめに進んでいくので、そういうのが苦手な方に関しては相性があまりよくないかも。
今後については、メイを取り巻く恋愛関係についてとメイの仕事の成長について、そしてナギサさんがどのようにメイと関わって関係を育んでいくのかが楽しみです!
メイと田所はもう付き合っちゃってもおかしくないけどね!笑
あの四角関係がどう転んでいくのか。
このドラマだったら大丈夫かなとは思うが、ドロドロな感じにはならないことを願う。
キャストの安定感しかりで、とても安心して観ていられるドラマです!