光石研演じる安隆がまさかのナレ死。
どれが最後のサヨナラになるのか、私たちには分からないものなんですね。
安隆の死の悲劇性を強調せず、薬師丸ひろ子演じる光子が直面した、家業の継続と母親として子供たちを不安にさせないという、２つの課題がクローズアップされているのが好感を持てました。
短い時間で当時の女性が抱いたであろう不安を演じていらっしゃったと思います。
おそらく明日、もしくは、月曜日の回で、この死を悼むカタルシスが訪れるのではないでしょうか。
そのため今日は大きな展開がなく、面白いかどうかと言われると、そんなに満足できる話にはなっておりませんでした。

また、相変わらずの闇小学校パートがキツイ。
棒読み姫・良子がご乱心の末にクラスで孤立してしまうのも、タフな展開が続いているなという印象に。

光子のシーンではセクハラ発言もありましたし、今日は胸糞悪い展開の日と割り切って明日に期待です。

唯一、浜辺のシーンがとても素敵でした。
4人とも海が似合いますね。今後も海がキーになるシーンが登場しそうな予感がします。
できればそこに安隆にもいてほしかった、なんて思いながら。