途中少しだけ中だるみした感じがあったのは否めなかったけど、落ち着いたところに落ち着いた感じ。
何より恋愛のネガな部分や簡単にいかないところをわりと緻密に描いていたから、意外と恋愛について色んな側面から考えることができたドラマだった。
一番微笑ましくてよかったのが、急展開を迎えたさくら(山口紗弥加)と白井(関口メンディー)というのは何ともでしたが。笑
恋愛において好きだけではなかなかくっつけないもどかしさというのは、成長すればするほど出てくるものなのかなと観ていて思った。
恋愛が時間の無駄になることが怖くなる。
大きくなればなるほど自分の使える時間は減っていき、より時...
途中少しだけ中だるみした感じがあったのは否めなかったけど、落ち着いたところに落ち着いた感じ。
何より恋愛のネガな部分や簡単にいかないところをわりと緻密に描いていたから、意外と恋愛について色んな側面から考えることができたドラマだった。
一番微笑ましくてよかったのが、急展開を迎えたさくら(山口紗弥加)と白井(関口メンディー)というのは何ともでしたが。笑
恋愛において好きだけではなかなかくっつけないもどかしさというのは、成長すればするほど出てくるものなのかなと観ていて思った。
恋愛が時間の無駄になることが怖くなる。
大きくなればなるほど自分の使える時間は減っていき、より時間を大切にしようと思うようになっていく。
傷つくことならも避けたくなるし、どうしても自分を守ろうと消極的になってしまう怖がりな一面がどうしても出てしまうものだ。
学生の頃はそれこそ恋愛のことに費やせる時間が多いし、失敗したとしてもまだまだチャンスがあるかもしれないから行動を起こしやすかった。
いつからか恋愛の仕方さえも、人を好きになるとはどういうことなのかすらもわからなくなっていた瞬間があって、そこに色んな背景が見え隠れして思い悩んでいるのがわりとリアルだった。
別に後先考えずに好きなら一緒にいたいだけの思いで突っ走れたらどれだけよいか。
逆にそれはわかっているのになかなか突っ走り切れずにもやもやと悩んでいく過程がちゃんと描かれてるのが印象的。
好きなのにそれ以外の色んなものが邪魔をして自分の気持ちに素直に行動に移せないもどかしさが詰まっていた。
脳内ポイズンベリーとかもあって、ラブコメよりになっていくかと思いきや、意外とシリアスに重めの展開が続いたのが予想外だった。
色々な背景が見え隠れしてきたものの、それぞれが出した答えは「好きなものは好きでいい」という考え方であり、それに対してのアウトプットが異なっていた。
そこには好きな人と一緒にならないという選択肢もある。
好きだけどその想いを伝えて別れを選んださくらさん、安定よりも好きに正直になることを選んだ山下さんとそれを受け入れたむぎさん、そして自分の好きである想いを信じて好きをやっと伝えられたユリカ。
あれだけ思い悩んで出した答え。
何かあっても乗り越えられるし、幸せを作っていけるはずだ。
純粋にそう思えたラストはラブストーリーにはありがちだけど、温かくて愛おしく思えた。
なんやかんやおもしろかったです。
何よりキャストがみんな愛おしくて、それだけでも観ていてよかったなーと。
新木優子、山口紗弥加、田中みな実は本当にみなさん素敵で可愛らしかった。
高良健吾はまたラブコメに出てくれることを期待!
マコチもなんやかんや憎めないキャラだったなー。笑