とても重い内容のドラマでした。次から次への不幸で泣きなが見ていました。ガッキーがとてもかわいかったことと、小栗旬が嫌な役でかわいそうだった。椎名林檎の主題歌がいい感じでした。ラストは、題名どおりで救われた気がしました。
松本潤という人間とはちょっと違う、これまでのとがったかっこいいイメージを覆す作品。 ヒロインの新垣結衣との共演もあいまって やわらかい雰囲気で、人と人との温かさと優しさがあり、 人だからこそ起きてしまう悲しさや切なさもある。
主題歌の椎名林檎の曲が心にしみる。
道を歩いてるだけで、松潤が「お前、日本人じゃないだろう」と警察に声をかけられるという謎の設定…。でも、そんな松潤がフィリピン人になりきって演じていたと思うし、泣けた。俳優としての松潤の本格ドラマだったと思う。
ハーフで、何かと差別されいじめられる人生を松潤がやると、 何だかより身近な出来事に感じた。 日本人の思いあがった差別意識をまざまざと見せつけられて、 考えさせられる作品だった。
でもそんな重いドラマの中で、失語症のガッキーが、 キラキラした表情で訴える姿がとても可愛かった。
2009年のドラマ。 犯罪や死や差別と題材も暗くて救いのないストーリーの中、松潤演じるビトとガッキー演じる花ちゃんの存在が可憐すぎて… 10年前のTBSの渾身のプライドを詰め込んだようなドラマです。 10年たった今でもたまに見ては涙活してます。