極道の跡取り娘が、別の仕事をするドタバタ劇というパターンは、ありがちといえばありがちな設定なのですが、主人公のヤンクミこと山口久美子を演じる仲間由紀恵さんが実にはまり役です。彼女がコメディの才能を開花させたドラマといってもいいでしょう。
とにかく物語が面白くて、主人公や生徒たちの成長を描く学園ものでありながら、任侠っぽさやスカッとするアクション、そして笑いがバランスよく含まれていて、とにかく目が離せない時間が続きます。
また生徒役には小栗旬さんや松本潤さんもいて、なかなか豪華な出演陣がそろっています。
今、見ても古さを感じさせない、とにかく面白いドラマです。