2018年の春に放送された『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』、毎週楽しく見てました！
この前作である『花より男子』を見ていたので、続編ということで第1話からがっつり見てました。
『花男』と『花晴』の共通点は、高校生たちの恋愛を描いていることです。
主人公の江戸川音（杉咲花）が学園をしきっている神楽木晴（平野紫耀）、婚約者の馳天馬（中川大志）という2人のイケメン高校生と三角関係になります。
音と晴は最初は敵対関係から少しずつ仲良くなり、お互い本心では両想いになっているのですが、どっちも天然っぽいところがあってなかなかくっつきません。
音ともともと幼なじみで婚約していた天馬は、未成年とは思えないほど大人っぽく、いつも音を助けに来てくれます。
主人公の音には、一生懸命な晴と両想いになってほしいという気持ちと、ずっと一緒にいた天馬と幸せになってほしいという気持ちと両方あって、本当に「どっちも選べない！！」という感じでした。
また、音の周囲には晴がリーダーになっている「C5（シーファイブ）」という生徒たちがいます。
データを駆使して晴を助ける平海斗（濱田龍臣）や、華道に通じている成宮一茶（鈴木仁）、武道に秀でた栄美杉丸（中田圭祐）、そして晴に片思いしている美少女の真矢愛莉（今田美桜）、この4人たちと晴の会話も、毎回面白かったです。
特に物語の前半戦、音と愛莉は晴との関係をめぐっていろんなことが起こり、対決の後で友情が芽生えるという、まるで少年漫画のような展開が面白かったです。
後半戦は、晴にひと目ぼれした西留めぐみ（飯豊まりえ）が恋愛関係に入って来て、晴を異性として意識し始めた音の心を混乱させます。
一生懸命に誰かを好きになっただけなのに、悲しいことや苦しいことが起こる、という恋愛のさまざまな面を描いていて、最終回まで飽きずに楽しめるドラマでした。